お子様ランチ

着の身着のまま木の実ナナ

さよならの少し前

何度も何度も考えて 向き合うことから逃げて 逃げきれなくて悲しくなって そんなことを繰り返す日々の中で ようやく自分の形が見えてきた 本来の自分のペースを思い出してきた

一緒にいた日々は素晴らしい毎日だったと思う 毎日楽しくて幸せだった 一緒にいられればなんでもよかった

全部あなたが悪かったとは今となっては思わない いつの間にかお互いに甘えていたし 甘えていたから言えないこともあった 私があなたの優しさに付け入って、生活や2人の関係をサボっている自覚もあった

いまだにあなたとの日々を思い出しては 悲しくなったりあったかい気持ちになったりする とてつもない嫌悪感に襲われたり、とてつもなくあの日々に戻りたいと思ったりする

だけど、浮気相手とのやり取りを見てしまったあの時に 私の中の何かが死んでしまった 見て見ぬふりをしても、ちょっとずつ私のガンは広がっていって いつか身体が全部動かなくなるんじゃないかと思う

思い出しても気色が悪い この嫌悪感だけは消えない

もう好きじゃない 100%そうじゃないけれど、確実にもうあの頃には戻れない 信用できなくなった人を自分の意思で信じ続けるほどあなたへの気持ちがもう私に残っていないんだと思う

私よりもっといい人がいるなんて全く思わない 私以上にあなたを理解できる人なんていない でも誰と生きていくかは自由だから

ありがとう、さようなら

飲み会ごとに誰かのお祝い 一度もうまく笑えないまま 必死に誤魔化し生きる日々

賢く本音は見せない 上っ面の不気味な人間関係を嫌いながら 自分も知られなくない面を持っているから うまく利用して生きている

誰も信用できない このまま冬が続けばいいのに 季節が変わっても何も変わらないなら このまま変化なくせめて心穏やかになりたい

2024年2月

仕事の山場が終わって土曜日 冬野外の野音で20組の漫才を見る 狂気のライブを見た

特等席でテレビより解像度の高い 面白い人をたくさん見て 3時間も一瞬で過ぎて行った

帰りに行ったロイヤルホスト ハンバーグとココアは あの頃大好きだったファミレスの味がした 家族で週1で行くファミレスが大好きで、何より美味しかった

こんなに人生って変わってしまうんだと 毎日思う 三行半を突きつける勇気を 少しずつ集める日々のように思える

4泊5日

喪中のお正月 苦虫を噛み潰したような顔を母親に隠すことができず 物々しい気持ちで向かった世田谷ハウスは 苦しみを処理しきれずに変な明るさで迎えられた

翌日友達に自分の過去と選んだ相手を全否定され メンタル0になった気持ちで帰り、涙の大洪水

時々涙目になったり いきなり漫談したり アメリカ行きのために英語を勉強したり 筋トレしてギックリ腰になったりと 全く意味のわからないムーブを見せつけられた

ただひたすら世田谷ハウスは素晴らしい 自分が集めた好きなものばかりで ちょっとだけ豪華なドライヤーやシャンプー スヌーピー の人形も、ポストカードの壁紙も 元気すぎる観葉植物も 部屋に入る光も、夜空の暗さも、見える星も どれをとっても素晴らしかった

とにかく話し言葉の瞬発力がない 言葉を探しているうちに時間が過ぎてしまう

自分でも口を突いて出て驚いたのは 私たちは将来の方向性を合わせてこなかったじゃん、だから周囲にもその人大丈夫なのかと言われていた、ということ 周りにどう言われるか出なく自分がどう思うかで決めて欲しいと言われたけど 周りの言葉による自分の受け止め方から自分の気持ちを測っている身としては 周りの言葉を無視することは自分の言葉を無視してしまうことになるわけで

一緒にいたい、という言葉が信じられなくなってしまった あの人が何を考えているのか、もうわからない たった1ヶ月離れているだけで、こんなにも心が離れてしまうのか 1年離れたらもう他人になっちゃうのかな ずっとよそよそしい生活だった 結論を出さない限りこうなっちゃうのかな もう0か100しか選択できないのかな

子どもがいなくてよかった、自分と同じ思いをさせてしまうところだった 周囲にも反対されている、それだけ一発アウトなことをされた なんでそんなことしたんだ

問い詰めてしまって申し訳ない気持ちになったけど 間違ったことは言ってない 自己認識が甘いことが透けて見えてしまったから 改めて深刻に捉えてほしくて言ったのかもしれない

どうしたら良いかわからない 目の前の仕事を処理するだけ

人それぞれ

仲良し4人組 2人結婚、1人妊娠、わたしリコン

わかってる 比べてもなんの意味もない 私のリコンとみんなの幸せは別物で 幸せは尊いことだって 人それぞれで、人の価値観を全部受け入れる必要はないって 🍁

ずっと自分のしんどいに目を背けて生きてる

帰り道 中央線のアナウンスで接続線の最終電車の時間をお知らせしてた 時間ないから、逃さないように気をつけてねって 山梨まで行っちゃうと、もう戻ってこれないよって

真っ暗な集合住宅を歩く道すがら 見上げた星空はいつも綺麗だった 都心では、世田谷では見れない星 いつでもオリオン座を見つけては ハッとするほど綺麗な星空が見れる家が好きだ どんなに便利でも、都心で一人暮らしはしたくないな

流れ星を見つけて1番最初に思い出した人

ごめんね 知らない人と幸せになってください なんて愛するひとへの言葉でしょうか

ナミダの新幹線

新大阪から東京への新幹線 心にぽっかり穴が空いたみたい つらい、寂しい、悲しい、つらい

4日間の合宿はとっても楽しかったから みんなずっとキラキラしてたから みんなほんとは1人じゃなかったから

文化祭の翌日みたいな なんて切ないんだろう

本当は私だけ仲間はずれかもしれない 本当は私だけひとりぼっちかもしれない こんなの意味ない、自分の心を削るだけだってわかってるけど 楽しすぎる思い出は、その後の自問自答に耐えられないから

誰かに助けてほしい 私のことを知ってる誰かに そばにいてほしい

私が無くしたのは、誰かを好きでいることだったのかもしれない 誰かを好きでいる自分か好きだっただけかもしれない 誰かを想って生きることは、マリオの無敵モードみたいだから 何があっても、ちょっとだけ強くなれてたんだと思う

寝てないし、レッドブル飲んだし マトモじゃないのわかってるけど ずーっと新しい人と出会い続けて、みんなで楽しく生活した後 急に1人になる寂しさに耐えられないよ

HAPPY

離婚届を出した日、HappyWeddingと書かれたケーキでお祝いされた

離婚してバツイチになって 独身になった

あんなに自分の人生を苦しめてきたものに自分がなってしまった

1年で一番好きな日 朝から消耗品だらけのプレゼント 全然消耗品じゃなくてよかったのにな そんな気を使わなくていいのにな

好きなドラマを見て、お昼寝をして ケーキ屋さんまで散歩して 持ち帰って食べて、 荷物をまとめて実家に帰った

途中、あの人を抱きしめて泣いた もう最後かもしれないと思った 少し前まで当たり前のことだったのに 久しぶりの腕枕は暖かくて あの人は筋肉で重たくなっていた

どうして今になってこんなに愛おしく思ってしまうんだろう あの人の幸せなんて願えない 私と既定路線の幸せを歩むはずだったのに どうしてこんなことになってしまったのか

あの家が好きだった ベットサイドの小窓から見える夕陽が好きだった 隣の家の猫が窓から覗いてくれるのが好きだった 読み返そうと思ってたハチミツとクローバー、読めなくなっちゃった

私が我慢すれば、あの時あのLINEを見なかったことにすれば 幸せは続いていたかな あの人は私をリセットして 別の人生を歩むのかな

たらればを考え始めたらキリがないけど 幸せになりたくて ずっともがいている

この期に及んで永遠に私を愛して欲しいなんて そんなわがまま言えない事はわかってる 私があの人を永遠に愛せる自信がないのに なんでそんなことを思ってしまうのか

29歳が始まった